大滝詠一さん、未発表音源含む最新音楽作品が3月21日発売

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　大滝詠一さんの最新音楽作品『大滝詠一 NOVELTY SONG BOOK／NIAGARA ONDO BOOK』が2枚組CDとして3月21日にリリースされる。

　「大滝詠一 NOVELTY SONG BOOK」と題されたDisc-1は全曲が未発表音源。大滝さん本人が歌唱した11曲の音源が収録されており、初公開の新曲や、名曲のセルフカバーなどをコンパイルした構成となっている。「ゆうがたフレンド（USEFUL SONG）」は、2005年暮れに大滝さんが書き下ろした最後の作品で、今まで日の目を見ることがなかった音源。大滝さんと親交の深いムーンライダーズの鈴木慶一が特別ゲストでボーカル参加している。

　Disc-2は「NIAGARA ONDO BOOK」と題した作品集。コンポーザー”大瀧詠一“として多数のアーティストに提供したレア音源が収録されている。NHK総合で放送された特別番組『1オクターブ上の音楽会』でも紹介された金沢明子の「イエロー・サブマリン音頭（特別変）」を筆頭に、クレイジーキャッツ、植木等、三波春夫、トニー谷、細川たかし、角川博、片岡鶴太郎など、豪華アーティストが歌う貴重な音源を別バージョンをメインに堪能することができる。

　さらに、同作には40ページを超えるブックレットが封入。マスターテープや直筆の歌詞など初公開の写真や、音楽評論家・湯浅学氏によるDisc-1収録曲の解説文と、安田謙一（ロック漫筆）氏によるDisc-2収録曲の解説文が11,000字以上のボリュームで掲載されている。

　『大滝詠一 NOVELTY SONG BOOK／NIAGARA ONDO BOOK』は3月21日発売。また、Disc-1「大滝詠一 NOVELTY SONG BOOK」は、アナログレコードとして4月26日に発売される。