田津原理音が4日、フジテレビ・カンテレ系で放送された『R-1グランプリ2023』で優勝。大会終了直後に、囲み取材に応じた。
今年で第21回を迎えたピン芸人の日本一を決める『R-1グランプリ』。『M-1グランプリ2022』王者のウエストランドが漫才で「『R-1』には夢がない」と発言し、話題となったことも手伝って、多くの視聴者が注目する大会となった。
決勝には、Yes！アキト、寺田寛明、ラパルフェ・都留拓也、サツマカワRPG、カベポスター・永見大吾、こたけ正義感（復活）、田津原、コットン・きょん（ネタ披露順）の8組が進出。大阪で活動する田津原が優勝を果たし、賞金500万円ほか副賞を手にした。
2022年の王者・お見送り芸人しんいちが、どんな番組でもトロフィーを持って現れていたが、彼が「次のチャンピオンにトロフィーを持ち歩くよう僕から司令をだしておく」と言っていたことが発覚。田津原は「僕がやめないと（今後の優勝者も）やめられなくなる」と拒否。自分は持ち歩かない、とキッパリと断った。
また、番組では明かされなかったが、会見にて、4月から放送される天海祐希主演、松下洸平がバディ役として共演する新ドラマ『合理的にあり得ない～探偵・上水流涼子の解明～』（フジテレビ・カンテレ系）に田津原も出演することが発表された。
この朗報に田津原は「何をするの私？」と戸惑いつつも「もう夢ありませんか!?」と報道陣に問いかけた。記者から「田津原さんが売れないと本当に夢のない大会になってしまう。そのあたりプレッシャーはありますか？」と問われると「これ僕、自分では思ってないんですけど、ずっと大阪で『銀河一平場（ネタ以外のトークなど）が弱い』って言われてまして……」とコメント。芸人に相談しながら頑張っていく、と力強く述べていた。
