宇野昌磨が、25日放送の『世界フィギュアスケート選手権2023 男子フリー』(フジテレビ系)で大会連覇を達成。日本男子初の大偉業を成し遂げた。
ショートプログラム首位の宇野。フリーではまず4回転ループを着実に決めた。続く4回転サルコウでやや着氷が乱れたものの、4回転フリップで立て直した。勝負の後半では、4回転トゥループやトリプルアクセルなど貫禄の演技で魅了。最後は全て出し切ったのか、氷上に大の字に倒れ込む場面も。
結果は196.51点で、トータル300点超えの301.14点で金メダル。日本男子の世界選手権初の連覇を成し遂げた。滑り終えた彼は「完璧とは全然言い難い演技だったが、これ以上できない演技だったと思う」と言及。
また「この2週間、調子が良くなかったのもあり、周りの方にたくさん迷惑、心配をお掛けした」と詫びつつ、「皆さんにお返しという形が取れたことに嬉しく思う」と吐露。「たくさんの方が僕を支えて下さった。全ての僕に関わってくれた人たちに感謝したい」と話していた。