木村拓哉が、13日放送の『FNSドラマ対抗お宝映像アワード』(フジテレビ系)に出演。主演した月9ドラマ『プライド』(同系、2004年)の撮影秘話が明らかになった。
同作でアイスホッケーの選手を演じることになった木村。アイススケートをほとんどしたことがないという彼に、スタッフは「代役を用意してありますので、かっこいいシーンが撮れます」と言ってくれていたという。
これに木村も安堵。ところが迎えた撮影初日、代役を務めるはずだった外国人選手がホームシックで母国へ帰ってしまったという。そこで急きょ、彼は自らスケート靴を履いて防具を着用、そしてスティックを持ち、必要なシーンを演じたという。
驚きのエピソードにバナナマン設楽統が「単純にやったことがなかったら、できなくないですか?」と質問。すると木村は「そのときのプロデューサーの人が頭おかしい人で。大多亮っていうんですけど」と冗談まじりに切り出し、「拓哉だったら大丈夫だよ、1週間ぐらい練習すればできる」などと緊急事態にも関わらず、謎の激励をされたと話していた。