4日放送の第24話。万太郎(神木隆之介)は峰屋の面々に、春になったら東京へ行って植物学の道へ進むこと、そして峰屋は綾に任せることを伝える。
これに蔵人たちは「こんな若い女が蔵元になって腐造を出したら、どうするがじゃ!?女は汚れちゅうきのう!」などと口々に罵る。これに対して綾は「この世に男と女がおって、どういて女ばっかりが、そう言われんといかんがじゃろうと!この先、未来永劫『女は汚れちゅう』と言われ続けるがか?」など、酒造りの情熱をぶつける。その訴えに最後は蔵人たちも綾を認め、峰屋の未来を託すのだった。
年が明け、万太郎の土佐植物目録作りは佳境を迎えていた。万太郎は竹雄に「標本が出来たら土佐の植物目録も完成じゃのう」と言いながら、「今までありがとう。お別れじゃのう」と思わぬ言葉を告げる。
あした5日放送の第25話。万太郎に「東京にはついてこなくて良い」と言われた竹雄。タキ(松坂慶子)に相談するも、「自分で決めたら良い」と言われてしまう。自分の気持ちを見つめ直し竹雄は、綾のもとへ向かい、今まで秘めてきた想いを告げるのだった。