12日放送の連続テレビ小説『らんまん』第30話では、寿恵子(浜辺美波)に注目が集まった。
万太郎(神木隆之介)は、長屋のみんなに引っ越し挨拶の品を買おうと、白梅堂を訪れる。だが、店番をしていたのは寿恵子ではなかった。店頭に並べられている饅頭を全て買って店を出たあと、寿恵子があとからやってくる。
そして、「やっぱりカエル様!おくにに帰ったんじゃなかったんですか?」と気さくに尋ねる寿恵子。万太郎は、恋焦がれていた女性との久々の対面に「その…どういてもその…東京で研究がしとうて」と動揺する。
部屋に戻った寿恵子が読み始めたのは、滝沢馬琴の小説『南総里見八犬伝』。「現八と信乃、尊い!はぁ!馬琴先生、天才すぎる!!」と身もだえする。ネットでは寿恵子の意外な文学少女ぶりが話題となり、さらには『里見八犬伝』がトレンド入りしていた。