藤竜也、本田望結のスパルタ指導に締め上げられて快感!?映画『それいけ!ゲートボールさくら組』舞台挨拶
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映画『それいけ!ゲートボールさくら組』の公開記念舞台挨拶が13日、新宿ピカデリースクリーン6で実施。藤竜也、本田望結、野田孝則監督らが登壇した。
同作は、シニアが奮闘するエンタメムービー。主演を務めるのは藤竜也。今作では、青春時代の友である元ラグビー部マネジャー・サクラが経営するデイサービス“桜ハウス”の倒産危機を知り、今自分たちができることで手助けしようと奮起。かつての仲間たちを集結させて、どういう訳か「チームさくら組」を結成し、ゲートボール大会に出場して優勝を目指す主人公・織田桃次郎役を演じている。
イベントに登壇した本田は、ゲートボール部の主将で、藤演じる桃次郎らさくら組の面々をスパルタ指導する女子高生・七海を演じたが「ゲートボールのスティックを握ったのは初めてでした」と明かし「朝の時間に年上のみなさんが、公園でやっている“あれ”がゲートボールだと教えていただいて『あれか! 簡単やん!』と思ったら、まんまと騙されました(笑)奥が深くて、最初はボールにあてることすら難しかったです」と初めてのゲートボールに悪戦苦闘したことを告白。
さらに、劇中のゲートボールシーンについて本田は「合成じゃなく全部ガチ!(ゲートにボールが)入るまでやるんですよ」と説明。藤も本田の言葉にうなずき「監督に『どこかのゲートボールクラブを紹介してください。トレーニングしてきます』とお願いしたら『その必要ないです。CGで球はどこにでも行くので』とおっしゃったんですけど、現場に入ったら、10メートル先のゲートに入るまでOKが出ない...(苦笑)天下のアスリートの本田さんもスポっと入るかと思ったらダメでした」と事前の話と違ったと監督に恨み節を語った。
劇中、本田演じる七海は、さくら組の高齢者たちにかなり“激しい”言葉を浴びせるシーンも存在する。本田は「(本番中は)役に入って藤をはじめ、ベテランのみなさんに『おいジジイ!』『おい、お前ら!』と絶対に今後、言わないであろう言葉を言わせていただきました」とちょっぴり申し訳なさそうに明かした。一方、“ジジイ”呼ばわりされた藤は「私は本田さんにシメられるシーンが一番快感でした。人に怒鳴られる歳でもありませんから、若い頃に返ったような気持ちで嬉しかったです」と“悦び”を口にし、会場は笑いに包まれていた。
そして、現在80代の藤。“元気の秘訣”について聞かれ「毎日きちんと飯を食い、ビールを飲む。それからウォーキングもきちんとします」と明かした。最後に、同作について「この映画をご覧になって、面白くなかったら黙っていてください(笑)面白かったらぜひお友だちにお伝えください」と集まった観客に語りかけ、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
《KT》
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