ジャニーズ事務所の藤島社長が性加害問題で謝罪

【Pick UP】坂道グループ（乃木坂46、櫻坂46、日向坂46）関連最新ニュース

　ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が14日、事務所公式サイトでジャニー喜多川前社長の性加害問題について謝罪した。

　動画も公開され藤島社長は「この度はジャニー喜多川の性加害問題について世の中を大きくお騒がせしておりますことを心よりお詫び申し上げます。何よりもまず被害を訴えられている方々に対して深く、深くお詫び申し上げます。そして関係者の方々、ファンの皆様に大きな失望とご不安を与えてしまいましたこと重ねてお詫び申し上げます」とコメント。

　サイトでは一問一答形式で質問に回答。その中で、性加害問題についてはジャニーさんが故人であることも踏まえ、「私どもの方から個別の告発内容について『事実』と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではなく、さらには憶測による誹謗中傷等の二次被害についても慎重に配慮しなければならないことから、この点につきましてはどうかご理解いただきたく存じます」と明言を避けた。

　さらに、藤島社長はジャニーさんの性加害について「知りませんでした」とコメント。1999年に『週刊文春』がこの問題について記事を掲載した際、藤島社長は取締役の立場ではあったものの、発言権がなく、情報が共有されることもなかったという。同事務所はタレントのプロデュースをジャニーさん、会社運営の全権をその姉・メリーさんが担い、この2人だけであらゆることを決定していたとのこと。1962年の創業時からの体制だったこともあり、藤島社長は「私自身その異常性に違和感を持つことができなかったわけで、ただただ情けなく、深く後悔しております」とつづった。

　今後は再発防止に向けて、コンプライアンス委員会を設置し、取り組みを強化していくと説明した。