17日放送の連続テレビ小説『らんまん』第33話では、万太郎(神木隆之介)の“覚悟”と、教授の田邊(要潤)の“志”に注目が集まった。
万太郎(神木隆之介)は、野田(田辺誠一)からの紹介状を田邊に渡し、さらには土佐から持ってきた植物標本を見せようとする。だが大窪(今野浩喜)から「小学校中退の君が珍しいと持ってきたものをなぜ教授が見なくちゃならない?」と反対される。
だが万太郎は「確かにわしは小学校も出ちゃあせん。けんど子供の頃から植物が好きゆう気持ちは、誰にも…あなた方にも引けはとらん!土佐の野山がわしの血肉じゃ!わしは、この国の植物学のことはいつまでも外国のお人らに任せちゃあおれん。日本人の手でこの国の植物を全て明らかにしたいと思うちょります」と高らかに宣言。
土佐植物目録を田邊に見せる万太郎。目にした田邊は「これだけ知るとは君の言葉に嘘はないな」と感心。「権威をかざして門を閉ざすよりもっと重要なことがある。一刻も早く充実した研究の場を作り出すこと」と志をうたい上げ、「君を歓迎する」と、東京大学の植物学教室への出入りを特別に許したのだった。
あした18日放送の第34話。万太郎は大学への出入りを許され、竹雄(志尊淳)も仕事が決まった。翌朝、万太郎は菓子を買うため白梅堂へ。そこで寿恵子(浜辺美波)に好きな植物を尋ねる。
「植物学に尽くしたいゆう思い。この思いに偽りはありません」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) May 16, 2023
万太郎は植物学に対する熱意を伝えました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 pic.twitter.com/fWQm8zc153