映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が6月30日に世界同時公開される。これを記念して、シリーズの原点となる『レイダース／失われたアーク《聖櫃》』の上映イベントが実施された。
イベントに登場したのは、シリーズでハリソン・フォード演じる主人公インディ・ジョーンズ役の声優を務め、今作でも同役の日本版声優を務めることとなった村井國夫。そして、シリーズの大ファンであるミキの昴生、亜生の2人。
先日、最新作でもインディ役を務めることが発表された際、大きな反響があった村井は「またインディを演じることができて嬉しいです。やっぱりハリソン・フォード、インディは村井國夫が良いだろうと言ってくれてね。本当にみんなも喜んでくれている？いぇーい！」と、ファンに向けてハイテンションでコメント。さらに「僕のハリソンは、インディ？（いいだろう？）本当にジョーンズ（じょうず）にできたよ！」と、インディさながらのユーモアたっぷりな挨拶を披露した。
そして、インディ・ジョーンズを彷彿とさせるような衣装で登場したミキの2人は、早速シリーズにちなんだ漫才ネタを披露。巨大な岩が転がるシーン、『インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説』での心臓をくり抜くシーン、インディのしぐさなど、映画を観たことある人なら思わず笑ってしまうような、シリーズの“あるあるネタ”を駆使した内容に、会場のファンは大爆笑だった。
ハリソン・フォードとともに自身にとってもインディ役を演じるのがラストとなる今作の公開を前に、今の心境を問われた村井は「僕も仕事をなくしますね（笑）もちろん悲しみもありますし、これでもう見れないと思うと残念です。1981年に最初のインディを演じましたが、初めて映画を見たときはびっくりしました。ストーリーやリズムが本当に良くて、ワクワクしたのを今でも覚えています！」とコメント。
また、会場では最新作のクリップが上映され、約1分余りの映像に会場も釘付け。映像をみた昴生は、「『魔宮の伝説』のトロッコを彷彿とさせますね！」と、興奮気味。間髪入れずに亜生も「インディ・ジョーンズの好きなところは、ハラハラの中にも面白さが入っているところなんですよ！僕はそこが大好き！」と、インディ愛を爆発させると、村井も「そうなんだよ、わかってくれているね～！」と、会場に集まったファンの気持ちを代弁するかのように、シリーズの魅力を愛おしそうに語った。
最後に村井は、最新作について「本当に面白く仕上がっています！アクションシーンも、周りは車なのにインディだけがトゥクトゥクでそのギャップが可愛いし面白い。本当に最新作は色々な面白さが満載なので、ぜひ期待してください！」とファンに向けたアピールした。
