17日放送の『大キョコロヒー』(テレビ朝日系)に黒柳徹子が登場。テレビ草創期の驚きのドラマエピソードを明かした。
1953年、NHK放送劇団に所属し、同局のドラマに出るようになった徹子。ただし当時はドラマも生放送。セリフを絶対に間違えられないため、読んでいる新聞の内側にカンニングペーパーを貼ったり、夕食で食べている鍋の具材にも書いていたという。
これについて徹子は「お豆腐に書いたり…」と補足。『事件記者』というドラマでは、キャスト3~4名が電信柱にそれぞれ自分のセリフを書いていたのだが、カメラマンが本番前にその電信柱を回して置いてしまったそう。俳優たちは自分が書いたはずのセリフの位置が分からないため、電信柱をみんなでぐるぐる回っていたと、徹子は証言していた。
ヒコロヒーが「NG出したら終わりですもんね」と指摘すると、彼女は「NGという言葉がないわけ。どんなことがあっても難関を乗り越える。それが大事」と話していた。