Amazonオーディブルで、汐見夏衛の書き下ろし最新作『さよならごはんを今夜も君と』が配信スタートした。朗読を担当しているのは、河合優実と諏訪珠理の2人。
同作は、Audibleで先行して楽しむことができるオリジナル作品。幻冬舎からは書籍としても発売予定だ。
「夜食」をテーマに展開されるストーリーで、悩みを抱えながら過ごす若者の日常が綴られている。作家は、高校の国語教師の経験を持ち、若い世代の心に寄り添う作風で知られる汐見。学生ならワンコインで食べられる夜食専門店を舞台に、生きづらさを抱えた若者たちのドラマが描かれている。
配信スタートを記念して、朗読を担当した河合と諏訪のインタビュー映像も公開されている。
著者の汐見は同作について「⿎膜からそっと染み込んで、疲れた⼼に寄り添い、少しの癒しを感じていただけるような、優しくてあたたかい物語をめざして書きました」とコメント。
朗読を担当した河合は「料理の⼯程や⾷べる際の描写がとても細かく印象的で、朗読中に情景が浮かんでお腹が空いてきました（笑）⾃分の解釈や感じたことをできるだけ排除して、“聴く余⽩”を残しながら朗読できたと思います。聴くと絶対ご飯が⾷べたくなる作品なので、ご飯を⾷べる前や、⼀⼈で過ごす夜に聴いていただけると嬉しいです」としたほか、諏訪は「聴くと、誰かの⼿料理が恋しくなると思うので、物語を聴いて、家族や友⼈と美味しいご飯を⾷べて欲しいなと思います」と呼びかけている。
