同作は、新宿・歌舞伎町にある小さなバー「カールモール」のママで探偵でもあるマリコ(伊藤)がさまざまな依頼を受けていく探偵エンタテインメント。6つのエピソードを内田監督と片山監督で分業し、1本の作品に仕上げた意欲作。
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ホスト狂いのキャバ嬢・絢香を演じた久保は、伊藤との共演の感想を尋ねられると、「絢香はキャバクラ嬢ということもあってけっこう短いズボンを履いていたりしたので外の撮影がすごく寒かったのですが、そのときに沙莉さんから『寒くないですか?』と話しかけて頂き、お気遣い頂いて、すごく救われていました」と振り返った。
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伊藤は多くの時間を久保と一緒に撮影したわけではないそうだが、「(久保は)めちゃくちゃかわいいじゃないですか。お会いして顔が小さくて」などとうっとり。さらに、「絢香になると、控室にいるときとは空気感がなんとなく違くて、カールモールに来ちゃうと幸が薄くなる。そこがすてきだなと思いました。パッと出せるものではないので。色んな一面があり、もっともっとたくさん知りたいなと思わせて頂きました」と久保の女優としての資質を絶賛した。
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久保は「グループで活動しているときも、”幸薄い担当”といいますか、ファンの方とかにも『幸薄いね』って言われるので、それを感じ取って頂けてありがたいたいです(笑)」とはにかんだ。
映画の内容にちなんで「マリコに依頼したいことや、相談したいことは?」との質問が出ると、久保は「今後アイドルとしてどう進んで行ったらいいかを聞いてみたいなと思います」と言葉に。伊藤は「迷うことないですよ。そのまま突き進んでください」とエールを送っていた。