万太郎(神木隆之介)は、ロシアのマキシモヴィッチ博士に手紙を書いて、家族とともに渡り、博士のもとで研究をさせてもらおうとした。さらに「行くと決まったら金の相談せんといかん」と、峰屋に資金を工面してもらおうとする。
だがその峰屋は親方の失敗で、腐造を出してしまう。大事なお酒を腐らせてしまったのだ。竹雄(志尊淳)は「誰のせいでもない。酒屋にはあることじゃ」とかばうが、廃業は明白。綾(佐久間由衣)とともに、峰屋の者たちの前で謝罪する。一方、万太郎の娘・園子も、はしかにかかっていることが判明するのだった。
明日4日放送の第90話。春、ヒメスミレが咲く頃―。長女・園子が天国へと旅立った。一方の綾(佐久間由衣)も、峰屋をたたむことに心を痛めていた。そこへ豊治(菅原大吉)らがやってきて、竹雄と綾に労いの言葉をかける。