赤裸々告白！元AKB48・岡田奈々、なぜ私が摂食障害を克服できたか

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　元AKB48・岡田奈々が18日、YouTube「岡田奈々の落とし穴チャンネル」を公開。摂食障害の経験談を赤裸々に告白した。

　岡田は「個人差があるので、あくまでも私自身の体験を聞いてもらって、参考とか困っている人がいたら助けになれたらいいなと思います」と、摂食障害についての経験を語り始めた。

　まず初摂食障害について説明。「過食症、拒食症、過食嘔吐」と大きく3分類あるといい「私は過食症と過食嘔吐でした。振り返ってみると、中学生のころにAKB48というグループに加入して、食べる暇もないくらい忙しくて、レッスンしてばっかり。食べることを忘れていたから、当時14歳だった私はガリガリになったんですよ」という。

　転機は、「高校生になった16歳になったときに、突然お母さんが作ったご飯を食べきれるようになって、今まで食べきれなかったのに。ご飯を食べることが大好きで止まらなくなり、段々、食欲がエスカレートしていき、ご飯じゃ満足できなくなってしまったんですね」と異常な食欲になったという。

　「コンビニやパン屋さん、ドーナツ屋さんに行って、1人でパンを5個。ドーナツを5個、ケーキを何個も買っていた。なんか甘いパンを欲していた。そこが引き金となり、過食嘔吐を引き起こしました」と告白。「ロケ弁も多く置いてあるから、余っている！と思って、1日3食出るロケ弁を3個ずつ食べていたんです。最悪ですよね」と振り返った。

　吐き戻すようになったのは「痩せたい一心。でも食べたいと考えたときに、『あっ！吐いちゃえばいいんだ』と思いたったわけです」と淡々と明かした。

　岡田は、2016年AKB48選抜総選挙のスピーチで機能性低血糖症であることを公表した。「機能性低血糖症になった原因は菓子パンです。糖質の過剰摂取。自律神経で精神的にも鬱とか、抜け出せない負のループでした」と振り返った。メンタルクリニックなどの病院にも通ったという。

　負のループを克服できた理由は「ひとり暮らしを始めてから完全に摂食障害が止まりました。理由は簡単です。冷蔵庫にご飯がないから。そして、トイレの掃除が面倒くさいから。お金がないから」と説明。「日本は痩せていることが美学なんでしょうか？」と疑問を投げかけながら「吐かない方が絶対にいい。全部受け入れてあげるといいですね。わたしはありのままの姿を全肯定しますし、とにかく自分を大切に」と結んでいた。