「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2023」の受賞セレモニーが25日、東京・原宿にて実施された。
同アワードは、『Forbes』US版にて2011年にスタート。世界を変革する未来のイノベーターの発掘を目的に、毎年若き変革者を選出してきた。第6回目となる今回はこれまでとは異なり、特別版として受賞者を30人から120人に拡大。ENTERTAINMENT & SPORTS部門、ART & STYLE & SOCIAL部門、BUSINESS & FINANCE & IMPACT部門、SCIENCE & TECHNOLOGY & LOCAL部門の4部門から30人ずつが選出される。
ENTERTAINMENT & SPORTS部門からは8人組コントユニット「ダウ90000」主宰の蓮見翔、ミュージシャンのKroi、プロ車いすテニス選手の小田凱人が登壇。トロフィーを受け取った蓮見は「これまでコントと演劇の両方をやっていることに関して不格好な感じがすると思っていたけれど、この度の受賞で自分が歩んできた道を評価していただいたようで嬉しいです」と喜んだ。
また、トロフィーを受け取ったKroiの内田怜央は「このような素敵な賞を頂けて超Happyです。我々は『世界を変えたい』というトークをよくするバンドで、新しいことを追求する日々を過ごしています。これからも斬新なことをして皆さんに今までになかった表現を受け入れてもらえるワクチン的な存在になっていきたい」と宣言した。
ART & STYLE & SOCIAL部門からは、モデルで文筆家のシャララジマが登壇。トロフィーを受け取り「私の活動は形のあるものではなく、自分の考え方やマイノリティ性を活かしたものです。世の中には目に見えなくても大切なものがあると信じて表現活動をしてきたので、そのような活動を評価していただけたのが嬉しい」とコメントした。
BUSINESS & FINANCE & IMPACT部門では、PoliPoliのCEO伊藤和真らが受賞。SCIENCE & TECHNOLOGY & LOCAL部門では、ウェアラブルエージェントクリエイターでメカエンジニアのきゅんくんらが受賞した。
その後のトークセッションでは、「わたしを支える人と夢」をテーマにトーク。受賞者のひとりである、ラッパーのちゃんみなからビデオメッセージも。ちゃんみなは「私のことを支えてくれているのは、純粋無垢に夢を追いかけていた幼い頃の自分。今後の大きな目標は、ちゃんみながいたから日本や世界がもっと仲良くなったと言ってもらえるような存在になること」などとメッセージを寄せた。
