女優・吉永小百合が、3日放送の『ボクらの時代』（フジテレビ系）に出演。公開中の主演映画「こんにちは、母さん」の撮影で、山田洋次監督に愛称をつけていたことを明かした。
この日、吉永はタレント・YOU、俳優・大泉洋とトーク。3人は同映画で共演している。話題は、撮影中の話におよび、YOUが「私は、ほとんどセット、スタジオ（撮影）だったんですけど。要するにカメラマンさんと、あと小道具さんだったり、いろんなことが整って『スタート』という現場にしか行ったことがなかったんですけれども、全然こっちが、わらわらしてんのに、監督、集中していて…」と、いつもの撮影現場とは違う雰囲気だったことを明かした。これには、大泉も「モニターの前でね！」と山田監督の様子を話した。
さらにYOUは続けて「（まわりが準備できていないのに）『行こう！』とおっしゃって。こっちは、『えー？』みたいになって。でも、監督が『行くと言ったら、行かねば』みたいな感じで」。「常日ごろ、ああいう感じなんですか？」とYOUに振られた吉永は、「私は、あだ名を監督につけてました。山田“ヨーイ”監督という（笑）」と茶目っけたっぷりに答えた。“寅さん”時代から山田作品に出演し撮影スタイルを知っているからこそのニックネームだろう。
これには大泉も納得顔で「カメラの前に役者いないんだけど『さあ、行こう。ヨーイ！』って（笑）」ということがあったことを明かし、笑いあっていた。
