桂宮治、弟子入り秘話…師匠と妻と三者面談!? | RBB TODAY

桂宮治、弟子入り秘話…師匠と妻と三者面談!?

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 桂宮治が、17日放送の『なりゆき街道旅』(フジテレビ系)で、弟子入り秘話を語った。

 もともと化粧品のトップセールマンだった宮治。ある時、桂枝雀の噺をYouTubeで見て衝撃を受け、噺家になるべく30歳で脱サラ。だが、誰を師匠にしたほうがいいのか色々な噺家を見に行ったものの、誰にしていいか分からなかったという。

 ある日の国立演芸場の寄席で、三代目・桂伸治が、袖から出囃子が鳴って出てきた瞬間、宮治は「体に電気が走った」と回顧。「この人だ!この人がとってくれなかったら落語家になれない」と直感し、新宿・末廣亭の楽屋口で3日間出待ちすることに。

 会うことが出来た宮治が「すいません弟子にしてください」と直談判すると、今まで弟子入り志願されたことがなかった伸治は「えっオレ!?」と拍子抜けしていたとのことだが、喫茶店で話を聞いてもらうことに。ただ伸治は、宮治が31歳になるというのに落語を聴き始めたばかりでしかも既婚者、さらに会社を辞めて来たことに驚き。

 伸治は「結婚して30すぎてるし、カミさん連れてきなさい」と指示。後日、改めて喫茶店で“3者面談”することに。伸治は1時間以上「難しい世界だから」「生活苦しい。儲けなんてない。営業マンに戻りなさい」「やめなさい」と延々と説得するも宮治は首を縦に振らず。

 たまりかねた伸治が、「それでも君の旦那さんを落語家にしてもいいのかい?」と確認すると、妻は手をついて「お願いします」と挨拶。これで決心した伸治から「じゃあ君は今日から僕の弟子だ」と認めてもらったと振り返っていた。

《杉山実》

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