ライブ密着映画がヒット!K-POP屈指の“実力派”ガールズグループ「MAMAMOO」とは? | RBB TODAY

ライブ密着映画がヒット!K-POP屈指の“実力派”ガールズグループ「MAMAMOO」とは?

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(C)️ 2023 RBW and kt alpha Co., Ltd and SOULEM ENM and WYS EN SCENE. All Rights Reserved.
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 初のワールドツアーの始まりを収めたライブ映画『MAMAMOO : MY CON THE MOVIE』がヒット中の、韓国のガールズグループ「MAMAMOO」。22日から東京・渋谷で行われた先行上映では連日満席を記録。急遽、京都や名古屋、福岡など全国各地の上映が決定した。2014年結成から、“実力派”グループとしてK-POP界を牽引し続ける「MAMAMOO」。競争の激しいK-POP界で、彼女達が支持され続ける理由に迫る。

ガールズクラッシュの代表格!圧倒的なパフォーマンス力


 近年のK-POPガールズグループのベースとなっている「ガールズクラッシュ」。“女性が憧れる、強くてカッコいい女性”を意味した言葉だが、「MAMAMOO」はその代表格。圧倒的な歌唱力とパフォーマンス力を武器に、誰にも媚びず、自分らしく音楽を発信し続ける姿は、現代を生きる多くの女性達から人気を集めてきた。

 彼女たちならではのシャープな楽曲たちは次々と世界的に大ヒット。「HIP」はビルボードのワールド・デジタル・ソング・セールス・チャートで1位を獲得、さらに米国ツアーでは約7万人の動員を達成した。また、ゴールデンディスク・アワーズベストグループ賞やMnet Asian Music Awardベストボーカルパフォーマンスグループ賞、ソウル歌謡大賞など数々の賞を受賞。K-POP界で高い実力を誇るガールズグループなのだ。



“女が憧れる女性” セクシーでカッコいいメンバーたち


 MAMAMOOのメンバーは、韓国出身のソラ、ムンビョル、フィイン、ファサの4人。メインボーカスのソラは、K-POP界でもトップクラスと呼び声も高い歌唱力の持ち主。ラップ担当のムンビョルは、抜群のスタイルと美脚を活かしたダンスパフォーマンスが印象的だ。グループのムードメーカー的存在のフィインは、表現力豊かな歌声が魅力。セクシーな低音ボイスが特徴的なファサは、ステージでの奇抜なメイクやファッションも注目を集め、ファッション誌でピックアップされることも多い。

 また、あるインタビューでファサが外見について答えた、「この時代の美の基準に私がそぐわないのだとしたら、私がまた別の新しい基準にならなきゃ」という言葉は、当時多くの女性達から反響を集めた。彼女たちの芯のある生き方も、“憧れの女性像”として同性から多くの支持を集めているのだ。

アイドルの域を超えた歌唱力!全員がソロデビューを経験


 ソラはヒットメーカーのキム・ドフンと共同で作詞・作曲を手掛け、1stシングル「SPIT IT OUT」をリリース。ムンビョルは2枚目のアルバム収録曲「月が太陽を覆うとき (Eclipse)」で、強烈なメロディーとパワフルなパフォーマンスを披露。ラップ担当でありながら高い歌唱力を誇る彼女の実力を証明した。



 フィインは2枚目のアルバム収録曲「Good bye」で、人気プロデューサーJung Keyとタッグ。「Good bye」は、韓国の各主要音楽チャートで1位を記録した。ソロ曲「Maria」が世界的ヒットを果たしたファサは、ZICOやDPR LIVE など名だたるアーティスト達を迎えたアルバムを発売。



 メンバー全員がソロデビューを経験し、ソロでのシングルやアルバムを多数リリースしていることもMAMAMOOが“実力派”と呼ばれる理由なのだ。

4人体制は2023年12月まで!? 映画ヒットの理由


 「現在の4人体制での活動は2023年12月末までなのでは…」とK-POPファンの間で囁かれているMAMAMOO。理由は全てのK-POPグループが経験する結成7年目の契約更新で、彼女たちが出した決断だ。ソラ、ムンビョル。ファサはMAMAMOOの所属事務所「RBW」と再契約を発表したが、フィインは再契約をせずに別事務所に移籍。契約終了後も2023年12月までは、4人体制のMAMAMOOとして活動していく旨が発表されたが、2023年6月にファサも事務所を移籍。2024年からは2人体制のMAMAMOOになる可能性が出てきたのだ。

 映画『MAMAMOO : MY CON THE MOVIE』は、4人体制のMAMAMOOを見られる最後のチャンスかもしれない。そんな貴重な姿をスクリーンで観ようと、多くのK-POPファンが劇場に押し寄せているのだ。



 現代のK-POPグループのベースともいえる“ガールズクラッシュ”の代表格として、クールでカッコいい音楽を発信し続けてきたMAMAMOO。体制が変わっても、“媚びない”マインドと力強い生き様はこれからも多くの人々を魅了していくことだろう。

《山田有真》

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