日向坂46・齊藤京子が初単独主演を務めるドラマ『泥濘の食卓』（テレビ朝日系）の初回が21日に放送され、齊藤の演技が話題を呼んだ。
漫画家・伊奈子による同名漫画が原作。不倫相手と幸せになりたいという思いから、ある家族に寄生する「パラサイト不倫」を描くストーリー。
母親から抑圧され、自己肯定感が低いスーパーの店員・深愛（齊藤）。やさしく対応してくれる店長・那須川夏生（吉沢悠）と不倫に落ち、イヤリングを人生で初めてもらい感激。さらに初めて那須川とデートできたものの、「妻が大変なときで、カウンセリングを受けなければいけない」として別れを切り出される。
フラれた深愛の想いはここから暴走。那須川の住所を知ると早速マンションへ行き、「店長は毎日ここから出かけてるんだ…」「ここに自転車を止めて…」などと確認。「郵便はここから…」と、集合ポストに書かれてある「那須川」の文字を幸せそうに指でなぞる。
そしてなぜか、「那須川を助けてあげたい」という歪んだ愛へ進化。「まずは私が状況を知って対策を考えてあげたい」と、那須川への執着をますます募らせていく。
純粋無垢なゆえ怖いキャラクター・深愛を自然に演じる齊藤にネットでは「かわいさ、魔性、狂気的な女の部分がフィーチャーされてアイドルきょんことのギャップが魅力的」「じわじわと心境の変化を感じ取れたし、ここからモンスター化していく様に期待」「仕草や視線の送り方表情まで凄くて、まさに女優」といった声が寄せられていた。
