柏木は今月20日、日本武道館にて開催されたコンサートでAKB48からの卒業を発表している。「AKBを17年間やってきて半年後の3月に卒業コンサートが決まっているので、そこまではAKBの一員として、もう一度、やり残したことがないかをしっかり考えて、残り半年間、AKBとして楽しみたい」と現在の心境を語った。また、ソロアーティストとしても今年がデビュー10年目で、6年ぶりの全国ツアーも決まっており「それも成功させたいなと思っています」と目を輝かせた。
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卒業後については「変わらず音楽活動を続けていきたい」と告げ、コスメブランドのプロデュースやその他の仕事についてもやりたいとしたうえで、「正直まだ“あと半年のAKB”がいっぱいいっぱいでそんなに考えられていないのですが、体調に気を付けて元気にあと半年駆け抜けたいなと思います」と言葉にした。
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ここ数年の間に卒業を考えるタイミングは何度もあったそうだが、卒業を決めたキッカケについては「単純に今一緒に活動しているメンバーたちを見て『今のAKBのメンバーに卒業を見届けてもらいたいな』とすごく思った」とコメント。さらに、AKB48というグループ自体は知名度があるものの現在の活動やメンバーについて知ってもらうことが難しいと語り、「『今のAKBも知ってください』とすごく言っている中で『私が卒業してもっと後輩がのびのびやったら今のAKBってもっと届くんじゃないか』と思った」り、「シンプルに『もう十分やりきったな』」と感じたタイミングなどが重なり、「初めて『あっ、今だな』と自分の中で思ったので『卒業しようかな』と思った」と振り返った。
今回の卒業を簡潔に表現したら「何卒業」になるかを尋ねられると、「何だろう」と悩んだ末、「“本当にやり切りました卒業”ですかね(笑)」と笑顔を弾けさせ、「AKBの活動に大満足して卒業という感じです」と付け加えた。