スズ子は、自身が次郎丸家の子供で、亡くなった菊三郎と女中のキヌ(中越典子)の娘だったとの事実を知るり、実母であるキヌが住む家へと向かう。
そこでスズ子は、なぜ自分がツヤ(水川あさみ)のもとで引き取られて育てられたかを改めてキヌから聞かされる。そして、いかにスズ子のことをキヌが思い続けて来たかも知るのだった。
呆然としたまま帰ろうとするスズ子にキヌが見せたのは、菊三郎の形見の懐中時計。キヌはスズ子の手を握りしめながら、それを包んだ布を渡し、「もしも何か困ったことがあったらお金にでも何でもして…。ウチ、アホやからこんなことぐらいしか考えられんけん…」と言って別れるのだった。
ネットでは「切なくて…朝から涙涙の回でした」「キヌさんの思いを考えると切ない」「時計を渡して握った手に泣きました どんなに抱きしめたかったろうと」など感動の声が寄せられている。
明日31日放送の第22話。スズ子(趣里)は呆然としたままキヌ(中越典子)の家をあとにする。一方、大西家では、六郎(黒崎煌代)やタカ(西村亜矢子)やトシ(三林京子)らが、一晩帰ってこなかったスズ子を心配して待ちわびていた。