東京に新しくできる梅丸楽劇団に来ないかと誘われたスズ子だったが、ツヤ(水川あさみ)からは反対され、涙する。だがそれは、スズ子を本当の娘だと思っているからこその寂しさゆえだと、弟の六郎(黒崎煌代)から指摘される。
番組終盤、スズ子が梅丸少女歌劇団(USK)に入団以来憧れていた大和礼子(蒼井優)が亡くなったことが、林部長(橋本じゅん)から告げられる。1日放送の第23話で久々に登場した礼子はお腹が大きくなっており、妊娠していることをうかがわせたが、かねてから患っていた病気が、出産後に悪化したという。
橘アオイ(翼和希)とともにUSKの2枚看板だった礼子はまた、スズ子が研究生のときから目をかけてくれた良き先輩。さらには歌の才能をいち早く見出してくれた恩人でもある。一方。社長の大隈(升毅)が親代わりとなって面倒を見て来たという後ろ暗い過去を持つ。
明日3日放送の第25話。スズ子は礼子のお別れ会で、礼子がUSKに入団以来ずっと会っていなかったという、両親と出会う。
今や、かつての礼子と同じように、今、秋山美月(伊原六花)との2本柱でUSKを支えているスズ子。ツヤ(水川あさみ)とは相変わらずわだかまりを抱え、親子関係で悩む境遇もまた一緒だが、東京行きにどう影響するのか注目される。