28日、連続テレビ小説『ブギウギ』第42話では、スズ子（趣里）の弟子になりたいという小林小夜（富田望生）が登場した。
警察からの指導によってスズ子は派手なメイクと衣装をやめ、三尺四方の中で動かず歌うことなった。辛島（安井順平）からは「また変な事、考えないでくれよ」とクギを刺されるが、気持ちは複雑だ。
だが翌日の終演後、スズ子の舞台を見ていた茨田りつ子（菊地凛子）が来訪。「あなた、どうしたの？ボーッと突っ立って。カカシが歌ってるみたいだわ」などと辛らつな言葉で批判する。スズ子も内心、そうは思いながらも「好きにやったらまた警察に引っ張っていかれる」と言い返す。
緊張が走る中、そこへ突然やってきたのが、小夜。風呂敷を肩に背負った東北なまりの少女は、その場で土下座し弟子入りを懇願する。スズ子のような歌手になるのが夢と訴え、「あんたの歌、聴くと、つらい気持ちがすーってなるんだ」と熱弁。
さらに他に行くところがないという小夜。スズ子は「行くとこない、言うのに放り出すわけにもいきまへんわな」と、受け入れる考えであることを示すのだった。
明日29日放送の第43話。スズ子（趣里）は、弟子にしてほしいと飛び込んできた小林小夜（富田望生）を、新しい下宿先が見つかるまでの間、面倒を見ることにした。一方、梅丸では相変わらず三尺四方の枠の中でおとなしく歌うことしかできず、空席が目立つようになっていく。
