役所広司が、10日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)で、テレビドラマへの危機感を明かした。
『VIVANT』(同系)で強烈なインパクトを残した役所。だが、2002年から2017年までの15年間、地上波の連続ドラマには一切なかったという。17年の日曜劇場『陸王』(同系)が15年ぶりだった。
林修から「ドラマがちょっと自分には合わない?」と聞かれると、彼は「かつては脚本家でドラマを見ようという時代があった」と回顧。山田太一、早坂暁、市川森一、倉本聰といった名前を挙げた。
続けて「(最近のドラマの)内容的に作家性が減ってきたような感じがして、なんとなくテレビから遠ざかっていた」と本音。一方、配信ドラマについては「自由度が高い」と評価していた。