フジテレビアナウンサー・宮司愛海が、あさのあつこの最新書き下ろし長編『アーセナルにおいでよ』を朗読したオーディオブックが、12月26日にAmazonオーディブルで配信される。
『アーセナルにおいでよ』は、累計1000万部を超える人気シリーズ『バッテリー』を手掛けたあさのが、今の時代に求められるスタートアップ企業を立ち上げる若者4人を描いた青春小説。また同作はAudibleオリジナルタイトルの「オーディオファースト作品」で、最初に「オーディオ」でリリースした後、2024年初夏に水鈴社より書籍として出版されるという。
あさのは「原稿を執筆しているときは、その作品世界より他のことはほとんど何も考えていません。読者の反応とか、本の形態とか、売れ行きとか これは後で気になります 。まして、オーディオ化されればどうなるか想像したことさえありませんでした。だから、驚きました。人の声によって表現された『アーセナルにおいでよ』が陰影に富んだ、豊かな世界であったことに驚き、心が震えました。今も震えています。高く低く、優しく強く、ときに張り詰め、ときに柔らかい。自在に変化する宮司愛海さんの“声”に魅了されながら、何度も喜びを噛み締めていました」とコメント。
宮司は「あさのあつこ先生の作品とは小学校中学年のころに読んだ『バッテリー』で出会い、その後も児童文学作品を中心に夢中であさの先生の小説を読み漁る小中学生時代を過ごしました。それから20年以上の時が経ち、こうして世に出る前のあさの先生の作品に触れられるだけでなく、自らの声を通して皆さんにお届けできる未来が待っているなんて。当時の私に伝えたら、きっとびっくりしてひっくり返ってしまうと思います。この物語と出会えた幸せを噛み締め一言ひとこと大切に読ませていただきましたので、ぜひ皆様にもAudibleにてお楽しみいただけたら幸いです」と呼びかけた。
※『アーセナルにおいでよ』（あさのあつこ著）朗読：（宮司愛海）【PR】
