角野卓造が、18日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で、亡き父親について語った。
俳優を志したとき、母と祖母は賛成だったものの、父親は大反対だったという角野。そんな父は脳梗塞で他界。8年間、寝たきりで全く喋れなかったそう。
黒柳徹子から「亡くなった時に切り抜きみたいなのがあって、あなたのことも…」と振られると、俳優を反対していた頃からずっと、父は角野の名前が載っている新聞の記事を全て切り抜いてくれていたのだとか。しかも赤い万年筆で、掲載された日にちと放送局の名前もメモしていたそう。
他界した後、そんな膨大な切り抜きが入っていたビニール袋を見つけた角野は「反対だとかなんだとかって言いながらも、すごく気にかけてくれてたんだな」と実感。「今になって分かりますね」と、自らも息子を持った今、父親の愛に心打たれていた。