瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ・STU48の公演「STU48 Christmas Live2023」が、BLUE LIVE HIROSHIMAで23日、24日の2日間にわたり開催された。また、同グループキャプテンの今村美月の卒業が発表。2024年3月31日に、広島国際会議場フェニックスホールにて卒業コンサートを開催するという。
公演ではサンタクロースの衣装でメンバーが登場し、キャプテンの今村美月が「みなさん、クリスマスイブ楽しんで行きましょう！」と意気込み公演がスタートすると、AKB48の『とっておきクリスマス』や、『クリスマス・イヴ』（山下達郎）、『白い恋人たち』（桑田佳祐）など姉妹グループの枠を超えクリスマスの定番ソングを次々と披露。12月14日にグループからの卒業を発表したドラフト3期生の沖侑果が、同期の中村舞・信濃宙花とともにドラフト3期生のオリジナル楽曲『やがて 菜の花が咲く頃』をパフォーマンスすると、信濃が感極まり涙ぐむ場面も見られた。
ラストのMCでは今村が「2023年は“超えてゆけ。”をスローガンに掲げて私達は走って来たんですけど、3期研究生の加入によってグループもまた力をつけていったり、そして今年はなんといってもライブでの声出しが解禁されて、本当に皆さんからの応援のすごさや力を改めて実感した1年でした。みなさんのおかげでここまで走ることができました。皆さん本当に有難うございます！」と1年を振り返り感謝を伝えた。
続けて「ここで私から発表があります！」と明かすと、「私、今村美月はSTU48 を卒業します。7年間すごくすごくたくさんの思い出を作らせていただいて、たくさん成長させていただけた、とても大切な場所から離れる決心をつけるのはすごく勇気のいることだったんですけど、大好きだからこそ、これからSTU48をもっともっと応援していきたいなと思うようになって。自分自身の道もまた新たに歩みたいなという気持ちになって決断しました。7年間、すごく支えてもらいました。メンバーのみんなも、運営の方も、応援してくださる皆さんのことも本当に大好きですし感謝しています」と卒業を発表。その後「2024年3月31日に、卒業コンサートをさせていただくことが決定しました！ STU48を結成して7周年のタイミングで卒業コンサートをさせて頂けることを本当に嬉しく思います。メンバーも研究生を含めてみんなに出ていただく予定なので宜しくお願いします。みなさん是非3月31日空けておいてください！」と卒業コンサートの開催を発表した。
そして最後は、「2023年はみなさんの力をすごくすごく感じた1年でした。2024 年もみなさんとまた新たなスタートを切れたらいいなと思っております」と締めくくって楽曲『出航』を披露し、コンサートは幕を下ろした。
また、今村は終演後にもコメントしている。「今回卒業発表させていただいたんですが、笑顔で言い切るっていうのが目標だったので、いい感じに終えられたかなと思っています。事前に伝えていたメンバーは何人かいるんですが、1期生には絶対、事前に伝えたいと思っていたんですが、なかなか言うタイミングがなくて、今日のライブ中に変なタイミングで伝えてしまってゴメンなさい。私が卒業したら1期生1桁になっちゃうんだと思うと『暗闇』の（振り付けの）防波堤が短くなってしまうなって（笑）」と1期生に向けて謝罪。
卒業コンサートについては「3月31日に卒業コンサートをさせていただくことが決まっていまして1期生とやりたいことが沢山あって色々考えています。7年間一緒に歩んできてくれて活動してきてくれた皆ともちろん出演してくれるメンバーみんなにスポットが当たるように楽しいライブにできたらいいなと思うんで皆さん3月31日は是非あけておいてください」と語り、「ライブ見てくださってありがとうございました。素敵な夜をお過ごしください。メリークリスマス」と締めくくった。
