7日放送の『NHKスペシャル 世界に響く歌 ~日韓POPS新時代~』で、NewJeansを手がける注目のプロデューサー、ミン・ヒジンが、グループ成功の秘密を語った。
韓国の5人組アイドルグループ・NewJeansを束ねるミン・ヒジン。彼女は「エンターテインメントの世界ではヒットの方程式が生まれると、それをマネをする人も出てくる」と言及。「そうすると誰もが同じようなスタイルになってしまう。私はそれを破りたい」と想いを吐露。
こだわったのは従来のK-POPとは一線を画す、より自然でリラックスしたサウンドやダンスだった。振り付けを担当するキム・ウンジュはミン・ヒジンの要求に応えるべく、試行錯誤を重ねた。
そこで辿り着いたのが、各パートの歌を担当するメンバーがセンターではなく、あちこちに移動することで、自由さを表現するというものだった。他にも指先まで完璧にシンクロするのではなく、顔や手の向きなど、あえて微妙にズラし、ルールに縛られないダンスを目指した。
番組では、MV撮影の裏側にも密着。するとミン・ヒジンはメンバーに「目力を少し抜いてみて。柔らかい感じで」と指示するなど、細やかなプロデュースぶりも明らかになっていた。