菊地凛子、朝ドラの慰問公演シーン「胸に迫る思いだった」
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菊地凛子が、12日放送の『あさイチ』(NHK)で、連続テレビ小説『ブギウギ』の慰問公演のシーンを振り返った。
同作で歌手・淡谷のり子さんをモデルにした「茨田りつ子」を演じている菊地。『あさイチ』では淡谷さんが生前、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した時の映像がプレイバックされた。
実際に特攻隊員たちを前に慰問を行ったという淡谷さん。彼らの平均年齢は16歳だったという。すると歌っている最中、出兵の命令が次々と下された隊員たちは淡谷さんに向けて笑顔で敬礼し、出て行ったという。淡谷さんは「もう泣けて泣けて…」と振り返っていた。
淡谷さんが体験したことを『ブギウギ』の劇中で演技していた菊地は「胸に迫る思いだった」と述懐し、「淡谷さんが見たであろう風景を想像すると、すごい時代を生きていらっしゃった」と想いを馳せた。その上で、「そういう時代だったということを忘れてはいけない、そういう歴史があったということを、りつ子という人物を通して見ることで、ちゃんと胸に残しておこうと思った」と決意。
また淡谷さんについて彼女は「表現者として、歌手として生きてきた、人生の深さ」と言及。その発言を「一本の筋が通っている」とも述べ、「りつ子を通して、淡谷さんが見たことを経験させてもらっている」と話していた。
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