篠原ともえが、14日放送の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)で、タレントからデザイナーへの分岐点を明かした。
90年代、原色を散りばめたカラフルな衣装と愛らしいキャラで一世を風靡していた篠原だが、今や世界的なデザイナーとして活躍している。番組オープニングには、赤と白がテーマカラーのスタジオセットに合わせて自ら作ってきたというファッションで登場。その細かいこだわりを語る彼女に山崎育三郎と井桁弘恵は「えーっ!?」「作ってきた!?」と驚き。
松任谷由実を皮切りに、嵐、藤あや子、水森かおりと、様々なアーティストの衣装をデザインしてきた篠原。嵐のコンサートファッションの際は、「電飾を使おう」「大野智の描いた絵を衣装にしよう」など思いついたアイディアを届けたと語った。
幼いころからデザインは好きだった篠原だったが、タレントとしてブレイクすると同時に歌の世界でも成功。だが次第に歌う機会が減っていく。山崎育三郎から「表舞台から裏方にいくときの葛藤はあったのか?」と聞かれると「歌から離れるときは辛かった」と回答。
一方で衣装のデザインの仕事も増えていったが、「私は表に出るべきなのか物を作っていくべきなのかすごく葛藤していた」と回顧。だがアートディレクターをしている夫から「デザイン画が君の人生の答えだよ」と告げられたという。
さらには「2人でやっていけば力強いものになるはずだよ」と励まされる。篠原は「頑張って夫婦で会社を立ち上げて、作ったものを届けて行こう」と、デザイナーとして生きる決心がついたと話していた。