フレッシュネス、韓国グルメバーガーに初挑戦!
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そもそもタッカルビとは韓国の鉄鍋料理の一つで、鶏肉、にんじんや玉ねぎなどの野菜類を甘辛いコチュジャンなどで炒めたものだ。チーズタッカルビは、その上にとろ~りとチーズをかけた料理である。タッカルビにチーズを合わせることでコチュジャンの辛さをマイルドにし、乳製品の濃厚なコクも楽しむことがでる。日本でも人気の韓国メニューの1つだ。
今回フレッシュネスでは、冬の人気商品を調査するなかで、「とろ~り」「チーズ」「あったか」などのワードが上位にあがった。韓流好きが多くいることを踏まえ、チーズタッカルビをそのままバーガーにするという、新しいチャレンジをした。
本バーガーは本場のタッカルビと異なり、鶏もも肉を焼いて味付けをするのではなく、フライドチキンを採用している。これは、ザクっとクリスピーな食感の衣に、コチュジャンソースがたっぷりと絡むためである。店内で1枚ずつ衣を付けて揚げ、チキンの衣には8種類のスパイスを配合して香りを引き立てている。そして最大のこだわりポイントである、チェダー、モッツァレラ、ゴーダ、ステッペンの4種をブレンドした、濃厚なチーズソースを贅沢に使用。アクセントにタッカルビの具材として選ばれることの多い、さつま芋をトッピングしている。このさつま芋も店内でフライにした揚げたてである。
「チーズタッカルビバーガー ~とろける贅沢4種のチーズ~」実食してみた!
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早速味わってみた。まず、チキンよりもとろ~りととろけた大量のチーズに目を奪われる。ピザでよく使われるチェダーとステッペンという種類のチーズを混ぜ合わせることで、よくのびるとろとろ食感になるそうだ。白ワイン仕立ての深みのあるまろやかなチーズソースであり、ピリ辛コチュジャンソースの辛みを押さえてくれる。開発担当者は、濃厚なコチュジャンソースに負けないないよう、チーズの種類と配合にこだわり試作を重ねたという。確かに、コチュジャンが主役でもなく、チーズとうまく混ざりあって想像よりもまろやかな辛さだ。
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肉厚でジューシーなフライドチキンには、下味に隠し味で白味噌を使用しており、ほんのりスパイスが香る。身が引き締まっており、口に運ぶとソースと一緒に肉汁も溢れる。ザクザク食感の衣は、開発者の狙い通りソースが良く絡んでおり、まるで長時間漬け込んで作ったかのようだ。
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トッピングのさつま芋は、バーガーの具材としては珍しい。味の主張は強くなく、程よいホクホク食感とやさしい甘さが良く馴染んでいる。大き目のスティック状の芋が5~6本入っており、プチ贅沢な気分になった。ほかにも、グリーンカールと生の玉ねぎもサンドされ、濃厚な具材たちを引き立てる重要な役割を果たしている。
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本商品を店舗で食べる場合は、卓上にある、ゆず皮、酢などがベースとなったユズスコでの味変がおすすめだ。やや辛さが増すが、濃厚ソースに爽やかな香りと辛みがプラスされて良いアクセントになる。テイクアウトをする方は、キムチ、納豆もおすすめだという。当然キムチとの相性はよく、白菜のシャキシャキ食感と酸味がプラスされ、よりイメージしやすい韓国バーガーを味わえる。納豆は変わり種として、是非試してみてはいかがだろうか。