しおらしい新人女優は自分ではできない…。スズ子が勝手に演じた関西弁丸出しの女優像が思いのほかタナケンに気に入られ、そのまま本番を迎えた。
舞台では、いつも明るく元気に歌っているときのように、快活に演じるスズ子。それにタナケンも応え、丁々発止の掛け合いを見せる。この後、歌も披露。スズ子の初挑戦は大成功に終わる。
すると終演後、タナケンは「君の芝居は間がずれている。…がそこが面白い」としながら、「君が舞台に立った瞬間お客さんは君から目が離せなくなる。天性のものでしょう」と認める。
スズ子と“間”は違うものの、それが面白い、君はそれでいなさいというタナケン。その度量の広さには前話と同じく驚かされるばかりだが、スズ子は喜劇王からの言葉に力をもらったことで、これからの芸能人生に新しい活路を見出したようだ。
間がずれている、そこがおもしろい。福来スズ子の天性の才能を認めたタナケンさん。
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) January 18, 2024
「答えは自分で探し出すものです」
喜劇王との共演で、舞台人としての新しい扉をみずから開いたスズちゃんです。#趣里 #生瀬勝久#ブギウギ pic.twitter.com/f2xwuOuZvD