長渕剛、67歳とは思えぬ筋骨隆々の姿を披露
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『JUNON』3月号が、主婦と生活社より22日に発売される。特別版表紙を務めるのは、長渕剛。
デビュー45周年を迎える長渕。同誌への出演は16年ぶりだ。67歳となる長渕だが、年齢を全く感じさせない筋骨隆々の姿を見せている。誌面では、長年の音楽キャリアを誇るレジェンドの苦難や、喜びに満ちた旅路、音楽への情熱と創作の原動力に迫っている。
今回、同誌に掲載されるインタビューの一部が次の通り公開されている。
【インタビュー抜粋】
長渕:僕は60歳になるまで、全員敵だと思ってましたから。
ーー今、長渕さんは67歳ですから、7年前までということですか!?
長渕:そう。ガチガチに自分をプロテクトして、“矢でも鉄砲でも持ってきやがれ!”という気持ちでやっていました。今では肉体の鎧を着ましたけど(笑)、それまではつねに神経が張り詰めていたので、精神的に調子は良くなかったですね。
ーー鎧を脱ぎ捨てることができたきっかけがあったのでしょうか?
長渕:鎧を脱ぐというよりも、意外と僕を好きでいてくれる人たちがこんなにいたんだということを感じられたときに、少しラクになりました。
ーー私たちからは、長渕さんは、ヒット曲を連発して順調に歩まれているように見えていました。
長渕:トライはしたけど、流行歌を書くことができなかったんです。どうすればヒットするのかわからなかったですから。“俺はみんなと違う”という思いでこの世界に入ってきたけど、若造だったからうまく立ち回れないし、どんどん社会や世間から離脱していってしまうわけです。それで後ろ指をさされているような気持ちにさせられて、孤立していったんですけど、そこを埋めるために死に物狂いで歌を書くしかなかった。自分は表現でやり返していくんだというような、反骨心みたいなものに突き動かされてました。それが曲を作る原動力になってましたね。
《KT》
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