日本映画初! 『ゴジラ-1.0』が第96回アカデミー賞「視覚効果賞」にノミネート | RBB TODAY

日本映画初! 『ゴジラ-1.0』が第96回アカデミー賞「視覚効果賞」にノミネート

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 「第96回 アカデミー賞」において、『ゴジラ-1.0』が「視覚効果賞」にノミネートされた。同賞のノミネートは日本映画で初めて。

 『ゴジラ-1.0』は、昨年11月3日に公開。監督・脚本・VFXを務めるのは、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴。主演は神木隆之介。ヒロインを演じるのは浜辺美波。さらに、山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介といった、実力派俳優陣が勢揃いした。

 「視覚効果賞」(Academy Award for Visual Effects)はその年に公開された映画の中で最も優れた視覚効果(VFX)を用いた作品に与えられる栄誉で、アカデミー賞で最も注目される部門の一つ。過去には『スターウォーズ』、『タイタニック』、『アバター』などの映画史を代表する傑作が受賞してきた。

 昨年12月21日(現地時間)に多くの作品の中から「視覚効果賞」ノミネート候補の10作品、通称「ショートリスト」が発表。『ゴジラ-1.0』が選出され、同賞としては日本映画で初めてショートリストに残った。そして、1月13日には、アカデミー賞「視覚効果賞」のショートリストに残った10作品によるVFXについてのプレゼンテーション「Bake Off」が実施され、各作品のVFXスーパーバイザーたちが登壇する中、『ゴジラ-1.0』からは白組の山崎監督、渋谷紀世子氏、髙橋正紀氏、野島達司氏が登壇。

 そして日本時間1月23日の22時30分頃(現地時間1月23日5時30分頃)、アメリカの映画芸術科学アカデミーは「第96回 アカデミー賞」の各賞のノミネート作品を発表。その中の「視覚効果賞」のノミネート5作品の1つとして、『ゴジラ-1.0』が選出された。

 ノミネート発表を受けて、山崎監督は「まさかオスカーに絡むことができるとは想像してなかったです。ゴジラを作った時も全然想像してなかったので、凄く嬉しいです。新しい扉が開いた感じです」と喜びを伝えた。「第96回アカデミー賞 授賞式」は現地時間3月10日に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで実施される。

《KT》

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