橋本環奈が主演を務める、2024年後期の連続テレビ小説『おむすび』（NHK）。その新たなキャストとして、女優・仲里依紗の出演が決まった。
同ドラマは、平成時代のギャルにして栄養士である主人公の物語。持ち前のコミュ力と食の知識を駆使しながらさまざまな問題を解決していき、縁や人、時代など目には見えない大切なものを次々に結んでいく。
仲が今回演じるのは、主人公の姉であり、地元・福岡で“伝説のギャル”として知られた米田歩（よねだあゆみ）。橋本演じる主人公の結とは8つ離れており、誰もが安室奈美恵に憧れたコギャル世代を生きた人物だ。
自身も生粋の平成っ子だという仲は、今回の抜擢について“平成が失われた30年”と呼ばれていることに言及しつつ、「もし『失われた30年』があるのだとしたら、それは失ったのではなく、時代の流れが忙し過ぎて、多くの方が見落としてきてしまった時間なのかもしれません」とコメント。
続けて「あの時代に息づいていた絆や人を思い合う気持ち、そして不屈のギャルマインドを、もう一度拾い直して、置き忘れてきてしまった方々にそっと届けられたらいいなと思っています」と意気込みを語っていた。
