海外風コロッケ!コストコ新商品「トリュフアランチーニ&バカリャウクロケット」とは
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ごろっと大きな見た目のコロッケは、5センチほどの丸型が「トリュフアランチーニ」、俵型で10センチほどの大きさが「バカリャウクロケット」である。それぞれ4つずつ入っており、その下はベシャメルソースだ。
そもそも、トリュフアランチーニの「アランチーニ」とは、イタリアの伝統的な料理で、リゾットをベースにモッツァレラチーズ、トマトソース、肉、野菜などを具材にしたライスコロッケのような料理だ。コストコバージョンでは、トリュフを使用し、香り高い味わいに仕上げている。
一方、バカリャウクロケットの「バカリャウ」とは、ポルトガル料理でお馴染みの食材だという塩漬けの干し鱈のことだ。そして、マッシュポテトをベースに作られフランス発祥の揚げ物を「クロケット」というそうだ。
以上のことから、同商品は一般的なスーパーではなかなか出会えないであろう、イタリアとポルトガルの名物コロッケを同時に楽しめるお得な内容となっている。
油で揚げる必要なし!お手軽調理
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作り方はオーブンのみで非常に簡単だ。蓋を取ってアルミトレーのまま、180℃のオーブンで30分加熱する。油を使わずとも、いい感じにサクサクでこんがりとした衣に仕上がる。食べる分だけ温めるのであれば時間をもう少し短くしても良いだろう。
「トリュフアランチーニ&バカリャウクロケット」の2つの味は一体どんな?
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オーブンから出した瞬間、濃厚なチーズとベシャメルソースの香りが広がる。香りの強さから、芳醇な味わいが想像できる。それぞれの味わいをみていく。
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まずは、トリュフアランチーニから。カットした途端にあふれ出るトリュフの香りは、ガッツリ広がる。なんちゃってトリュフ風味の商品もあるなか、トリュフがしっかり感じられ、やんわり塩味も加わり上品な味わいだ。また、米は絶妙に芯が残っており、米のアルデンテ感じられる本格的なライスコロッケだ。これは白ワインのお供になりそうだ。
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続いてバカリャウクロケットは、干し鱈入りとだけあって魚介の風味を強く感じる。ソースを付けずにそのままで十分な味わいだ。じゃがいもとふんだんに鱈をペースト化しているため、魚介感も口全体に広がりやすい。なかなか日本では味わえない味付けであった。
最後、どちらのコロッケもしっかり目の味付けであるため、ベシャメルソースは必要なのかと感じた。ソースは濃い味付けであり、粘性も強いため、絡めて食べるには正直くどさが残る。ソースはなくても十分ポテンシャルが高いコロッケだが、もしアレンジするのであれば、個人的にはトマトソースが合うと感じた。