この日は恒例企画「謎レピュー調査」。レビューサイトに掲載されたクチコミの真相を確かめるべく、森がレポート。噂のクチコミとは、「高級料理が恐るべき料金の居酒屋 スゴすぎますが意味不明です」というもの。それが東京・荻窪にある創業47年の「もみぢ」。入るのに勇気がいる外観だが、森は思い切って入店した。店内は古めかしく、またメニューはどれも200円、250円など、かなり安価。
ご主人におススメを聞いてみると、東京湾にも生息している小型のフグ・ショウサイフグの刺身を振る舞ってくれた。透明な身には甘みがあり、しっかりとした弾力が味わえるが、一皿、14~15切れ入って350円。衝撃の価格に森は「バカじゃないの!?」と驚いた。
他にもショウサイフグの身を丸ごと1匹揚げた唐揚げ350円、スッポンの出汁を使った人気メニュー・スッポンうどんも400円と超破格。舌の肥えている森だが試食後、「値段もびっくりだけど味も美味しかったし、魅力満載ですね」と大絶賛。その上で「なんのためにやってるの?」と商売している理由を問いただした。ご主人は「趣味ですね」とあっさり。ちなみに16歳から赤坂の高級料亭で研鑽を積んできたという。
また、ご主人は値段の秘密について「企業秘密」といっていたが、ブラックマヨネーズ小杉竜一は衝撃の安さに「自分で(フグを)釣ってるか、搬送のトラックから跳ねたのをキャッチしているか」と告げて笑いを誘っていた。