澄田綾乃にとって、自身初となる写真展「if.」が、4月2日から7日に弘重ギャラリー(東京)で実施される。
撮影の舞台は、北海道。降り頻る雪の中、これまでの作品とは異なる澄田の表情や儚い空気感を捉えた作品群となっている。カメラマンは、雑誌・ポートレイト撮影を数多く手掛ける写真家・LUCKMANが担当。「雪と儚(はかな)さ」と澄田からのリスエストに応えた。
澄田は撮影地に選んだ北海道について「着いた時は想像をしていたより寒くなくて、テレビでしか見た事がなかった白一色の景色を見て"本当にこんなに綺麗な世界が存在するだ!"と興奮しました」とコメント。
撮影については「今回、私が提案した儚いイメージと『視線がなかなか合わない』というLUCKMANさんのアイデアから面白いストーリーが生まれ、カメラに視線を合わせないようにと思いながら撮影に臨んだのですが、ついついレンズを見てしまい、意外と難しなぁと思いました」と振り返った。
お気に入りのカットについては「白樺を背景に撮った写真です!真っ白な雪の中で赤いコートが映え、儚さもありとても綺麗なものになっていると思います!いつか雪の中で撮影をしたいと思っていたので、写真展という特別な機会に経験できたことをとても嬉しく思います」とした。