pecoが、15日放送の『スイッチインタビュー』(Eテレ)で、ryuchellさんについて語った。
この日、pecoが指名した対談相手は小説家・平野啓一郎。彼は2年前、同番組でryuchellさんともトークを繰り広げていた。その中で彼女は、ryuchellさんが亡くなる前日のエピソードを披露。
ちょうどその時期、pecoは、息子のサマースクールのため母子でグアムで滞在していた。ryuchellさんは誕生日を迎える息子を祝うため、2泊してくれたという。
その日の夜、帰国したryuchellさんから「グアム楽しかった。ほんとうありがとうね」といったメールが届く。pecoは「こちらこそありがとう。私たちをグアムと、サマースクールに行かせてくれて」と感謝。続けて、「時間ない中、こっちまで来てくれて、(息子も)めちゃくちゃ喜んでたよ。ありがとうね。ゆっくり寝てね。おやすみ」と返したそう。
ryuchellさんが他界したのは翌日のことだった。pecoは「最後、私にありがとうというメッセージをくれた事実が背中を押してくれている」と告白。その上で、ryuchellの心の内に対して「100%どころか50%どころか、分かってあげられなかったこともあるけど、全てを分かってあげることは不可能だけど、分かってあげたいんだよという思いは伝わったのかな」と言いながら涙していた。