森川葵が、27日放送の『それって!?実際どうなの課』(日本テレビ系)の最終回で、有終の美を飾った。
同番組で、バラエティの常識ではありえないスピードで様々な技を習得することから「ワイルドスピード森川」と命名され、活躍してきた森川。だがこの日で惜しくも最終回を迎えた。前半は、日本代表入りを果たしてメダルを独占したダイススタッキングなどをプレイバック。後半は、かつて成功できなかった2つの技をリベンジすることに。
1つ目は、ダーツの矢を投げ、約2メートル先にある2ミリのバスケットボールの空気穴に入れるという「アルティメット・ブル」。森川は「これは絶対にクリアして終わりたい」と誓った。だが何度投げてもかすりもせず、疲労こんぱい。それでも「できる、できる」と自ら言い聞かせ、895投目でようやく成功。プロでも苦戦する究極の技を決め、「やったー!」と勝利の雄たけびをあげた。
2つ目の挑戦は、ヤスリを巻き付けたフライングディスクを投げ、8メートル先にある、6ミリしかないマッチの先端に火をつけるというもの。2年前挑戦したときには700投以上投げたものの、無念のリタイア。そこでリベンジに挑むと、262投目でこれまた成功してみせた。
番組開始からの5年間を振り返り、涙する森川。「どんどんハードルが上がっていくのも分かっていたし、みんなに声をかけられればかけられるほど『頑張らなきゃ』という思いはずっとある」と、プレッシャーだった心境も吐露。
番組に参加した喜びも語りつつ、「何年も一緒に続いていくのかなと思いながらやっていた。思ったより終わりが早く来ちゃったな」と、番組終了を惜しんだ。だが「みんなの心の中に残り続ける番組を作れたんじゃないかと思うので、悔いはありません!やり切りました!」と笑顔で締めくくった。
ネットでは「いつも絶対に諦めない強い精神に、感動と勇気をもらいました!」「最後にやってくれる森川葵ちゃんさすが!」といった声や、「また特番でもいいので復活してほしいです!!」とラブコールも寄せられている。