29日、連続テレビ小説『ブギウギ』が最終回を迎えた。
人気歌手・笠置シヅ子をモデルとした同作。戦後の日本を描いた朝ドラはこれまでも数多くあったが、淡谷のり子、美空ひばりをモデルとしたライバルも登場。輝かしい歌謡史を振り返ることができる貴重な作品となった。
また、15分という限られた時間の中で歌唱シーンやダンスもたっぷりと届けるという大胆な構成。戦後を知らない視聴者にとっても、より見やすい一作となったのではないか。またバブリーダンスで有名な伊原六花や、笠置も在籍していた「OSK日本歌劇団」の男役スター・翼和希など、絶妙な配役もハマった。
ヒロイン・福来スズ子を演じたのは趣里。これまでテレビドラマや映画、舞台でキャリアを重ねて来た実力派だが、まさにターニングポイントとなる作品であったことは間違いない。
ネットでは、「こんなにはまった朝ドラは、初めてです」「とてもすてきな最終回でした!!!」「ズキズキワクワクをありがとうスズ子」「歌の力を再確認できた半年間でした」など絶賛の声が寄せられている。
福来スズ子の歌と羽鳥善一のピアノで始まった「東京ブギウギ」。まるで、音楽の神様が選んだふたりのデュエットのようでした。
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) March 28, 2024
音楽を愛する気持ちと豊かな才能で、たくさんの人をズキズキワクワクさせてきたふたりに…
ほんまおおきに!愛してまっせ!💃#趣里 #草彅剛#ブギウギ pic.twitter.com/v1NPQ3fFH1