2日放送の連続テレビ小説『虎に翼』第2話では、寅子(伊藤沙莉)の今後の運命を変えそうな出会いが訪れた。
朝、猪爪家の下宿人・優三(仲野太賀)の弁当を作り忘れた寅子。あとで届けるということで、弁当を携えて大学へ。教室では臨時講師の裁判官・桂場(松山ケンイチ)による講義中だった。その際、学生からの「婚姻状態にある女性は無能力者だからであります」という発言を立ち聞きしてしまう。
当時の日本の結婚観に否定的な考えを持ち、第1話でも「女の人の一番の幸せが結婚って決めつけられるのがどうしても納得できない」と言っていた寅子。「無能力者」という言葉に「はっ!?」と大声で反応してしまう。すると桂場、さらには教授の穂高(小林薫)までやってくる事態に…。
思わぬキッカケで法律の道に出会った寅子。あした3日放送の第3話では、法律に強い関心を持つ寅子に、穂高が「明律大学女子部法科」へ来いと勧める。そこは、女性も弁護士になれる時代が来ることを見越した女性のための法律の学校だった。希望を見出した寅子は母・はる(石田ゆり子)が実家に帰っている間に出願しようとたくらむ。