あした11日放送の連続テレビ小説『虎に翼』第10話では、ついに判決が出る。
10日放送の第9話。未だに離婚できないものの、母の形見の着物だけは返還してほしいと民事訴訟を起こした女性。裁判を傍聴した寅子(伊藤沙莉)、そして 山田よね(土居志央梨)は、穂高(小林薫)の提案で、同じく生徒たちと議論を重ねていた。
その際、寅子が「見に行きませんか?判決を」と誘う。これに穂高も乗り、裁判所で課外授業が始まった。法廷では相変わらず、双方の弁護士が主張しあっていた。裁判長の心情はつかみにくいが、休憩中、ひと口水を飲んでは、ため息をついたり、悩んでいる様子ではある。そしていよいよ判決の時を迎える。
明日12日放送の第11話。判決の日。寅子(伊藤沙莉)たちの予想は外れ、妻が着物を取り戻すことが認められる。大喜びする女子部の面々だったが、よね(土居志央梨)だけは、裁判には確かに勝ったが、あの女性の受ける扱いは変わらないと不満をぶつける。寅子は、着物を返還された妻・峰子(安川まり)のある言葉を聞いて、「法律は盾の ように人を守るためのもの」だと考えるようになる。