水野美紀、NHK大河ドラマ『べらぼう』で老舗妓楼の女将役

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　2025年放送予定のNHK大河ドラマ『べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～』。このほど、新たな出演者として水野美紀らが発表された。

　横浜流星主演の同ドラマは、“蔦重”こと江戸のメディア王・蔦屋重三郎の波瀾万丈な生涯を描いた物語。ドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』や日曜劇場『JIN－仁－』（いずれもTBS系）など、数々のヒット作品を手がけてきた森下佳子が脚本を務める。

　水野が演じるのは、元花魁で、遊女の“光と影”を知り尽くす、老舗妓楼の女将・いね役。瀬川という伝説の遊女を輩出する老舗の松葉屋の女将だ。いねもかつて花魁であったが、主人（正名僕蔵）に見初められ女将として見世の経営に携わる。四代目・瀬川とは同年代であり、いつしか花の井（小芝風花）に瀬川の名跡の “或るいわく”について語る。

　水野は今回の決定に「信念を持って、そのアイデアと行動力で人脈を築き、成り上がって行く魅力的な主人公を、横浜流星さんが生き生きと演じる姿が脳裏に躍動して、撮影現場で蔦重に会えるのが今から楽しみでなりません」とコメントした。

　さらに、かたせ梨乃の出演も決定。行き場のない遊女たちを抱える“河岸見世”「二文字屋」の女将・きく役を演じる。

　ほか、大河ドラマ初出演組がずらり。久保田紗友は、当時最高級の遊女である「呼出」の松の井役を演じる。同じく大河ドラマ初出演の小野花梨は、「呼出」の下のランクである「座敷持ち」の遊女・うつせみ役。東野絢香は、同じく座敷持ちである志津山役。中島瑠菜は吉原最下層の“河岸見世”「二文字屋」で生きる遊女・ちどり役を務める。