岡部たかしが、28日放送の『情熱大陸』(TBS系)で、知られざる一面を明かした。
20年近い下積み時代を経て、今花開く俳優、岡部たかし。大河ドラマ『真田丸』『青天を衝け』、さらには現在オンエア中の連続テレビ小説『虎に翼』では、主人公・寅子(伊藤沙莉)の父・猪爪直言を好演中だ。
この日、カメラが岡部の日常に密着。喫茶店で台本を覚えていたが、ここで「マネージャーによれば、セリフ覚えの早さは断トツだとか」というナレーションが入った。事実、岡部は台本をひとしきり読むと「だいぶ覚えました」と報告。
密着するスタッフが「マジですか?」と驚くと、彼は「あんまり覚えていきすぎたら恥ずかしいから、覚えてるのに見てるフリ」と意外な告白。「すいません、覚えてないですって言いながら全然覚えてる」とも笑った。
ただ、セリフをどう言うか、トーンなどは全く考えていないのだとか。スタッフが「決めるのは(本番の)瞬間ですか?」と尋ねると、「瞬間です」と話し、演技プランは現場で考えると話していた。