明日8日放送の連続テレビ小説『虎に翼』第28話では、次の高等試験に向けて、寅子(伊藤沙莉)の仲間に試練が訪れる。
7日放送の第27話。大学を卒業した寅子(伊藤沙莉)は働きながら、次の試験に向けて勉強を続けていくことになった。共和事件でお世話になった雲野六郎(塚地武雅)弁護士の門を叩いたのだ。
一方、竹香淑(ハ・ヨンス)のもと突然、特高がやってくる。実は兄・潤哲(ユン・ソンモ)が思想犯の疑いを掛けられていた。もともと兄と同じ出版社に勤めていた朝鮮人が反体制思想の集会に参加していたことで逮捕され、兄もその仲間だと思われ、妹の香淑自身もずいぶん前から目を付けられていた。そして香淑が寅子たちと試験を頑張っていたのは、みんなの試験を見届けてから国に帰るためだったことが分かる。よね(土居志央梨)は「朝鮮に帰るなら今しかない」と告げる。
明日8日放送の第28話。香淑(ハ・ヨンス)との思い出作りのため、海にやってきた。だが涼子(桜井ユキ)の元にも大きな問題が。
父・侑次郎(中村育二)が失踪し、家を継ぐためにやむなく涼子が婿を取ることになったのだ。試験はもう受けられないと言い出した涼子によね(土居志央梨)は怒りをぶつけるが、「母・寿子(筒井真理子)を見捨てることができない」という涼子の言葉に、しぶしぶ引き下がる。