西野と高山は乃木坂46の1期生で、グループ時代からの大親友。ファンからは「たかませる」と呼ばれ、親しまれていた。そんな2人が『トラペジウム』で、それぞれおじいさん役を担当。揃ってアフレコを行った。
原作者の高山は西野の出演について「映画を制作するにあたり、スタッフさんと様々な話をしていたのですが、おもむろに『ちなみにおじいさんのキャスティングって決まってますか?』という話になりました。老人と言えば、なーちゃん(西野)がおばあさんの声真似がすごく上手だったことを思い出しました。当時から「声優やった方がいいよ!」と話していたんです。演技の仕事もしているし、もしかしたらお願い出来るかな?と思って提案したら、スタッフさんからも『いいね!』となりました。更に、『もうひとりおじいさん役がいるんですが…』とのことで、私が演じる事になったのですが、このシーンだけは(見る時に)緊張しちゃいます。なるべくおじいさんに近づけるように、前かがみになったりして収録に挑みました」とコメント。
大親友からのオファーを受け出演した西野は「オファーをいただいて、びっくりしました。でも、一番はかずみん(高山)が提案してくれたことがうれしくて『是非!』とお受けしました。おじいさん役…と言われてもどんな感じかわからないと思いますので、一つの楽しみにしていただけたらうれしいです。ひとりで収録だったら心細かったのですが、2人で一緒に収録出来たので、楽しみながら収録することができました」と感想を語った。