29日放送の連続テレビ小説『虎に翼』第43話では、直言(岡部たかし)の爆弾発言が話題となった。
栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断された直言(岡部たかし)。優三(仲野太賀)の戦死を半年間黙っていた理由について、今、寅子(伊藤沙莉)が倒れたら我が家がダメになると思っていたと告白し、謝罪する。
だがその勢いのまま直言は、寅子は花岡(岩田剛典)との結婚を本当は望んでいたと本音。「こりゃ、トラは確実に幸せを勝ち取ったぞ~!周りに自慢できるぞ~!老後も安泰だ~!と思ったりしちゃったもんだから」などと、まくしたてる。
直言が“隠していた”本音は、はる(石田ゆり子)、直明(三山凌輝)、花江(森田望智)にも及び、全員をあきれさせる。しかも「優未を高い高いした時鴨居に頭をぶつけてしまったことを黙っていた」などとも。寅子は「一旦やめてくれる?」と制止するよりなかった。この後、疲れたのか寝てしまった直言。エンディングはその寝た顔のまま、「数日後、直言は静かに息を引き取りました」というナレーションで、あっさり終わった。
直言の憎めない素顔と、重くならない最期の描き方にネットでは「笑い転げて涙が出ました!」「ホッコリした」「お父さんのポンコツぶりで一気に脱力」「こじれた愛情だけど、直言さんらしい」といった声が寄せられている。
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) May 28, 2024
家族を集め、話し始めた直言。
しかし、寅子への謝罪はなく…
その場を去ろうとする寅子に花江は、
「トラちゃんはきちんと伝えるべきよ」
「お父さんとは生きているうちにお別れできるんだから」#虎に翼#伊藤沙莉 #石田ゆり子 #岡部たかし #森田望智 pic.twitter.com/Z3uKwnYVRE