2日放送の情報バラエティ番組『ワイドナショー』（フジテレビ系）では、自転車のルール違反について語られた。
改正道路交通法自転車の交通違反に反則金を求める青切符制度が、2年以内に施行されるという。その対象となるのは113種類の違反行為。傘さしやイヤホンをしながらの走行の反則金は5000円、信号無視や道路逆走の反則金は6000円、携帯電話の使用の反則金は1万2000円などが盛り込まれている。
番組では、自転車の走行にまつわる〇×クイズを出しながらゲストが回答した。最初のクイズは、「車道の左端を走行中、前方に駐車車両が複数台止まっていた。駐車車両を避け、車道を走行しようしたが、走行中の車両がいたので歩道に上がり走行した」というもの。三四郎・小宮浩信は「〇」、対してロンドンブーツ1号2号・田村淳、眞鍋かをりはともに「×」と答えたが、正解は「〇」で、走ってもOKとのこと。これに淳、眞鍋は「えーっ！？」と驚き。東野幸治は「自転車は車道の左側を通行するのが原則。ただし『自転車歩道通行可』の標識がある場所や、自転車の通行の安全を確保することがやむを得ない場合は、歩道を通行することができる」と補足説明した。これに淳は「こんな曖昧なルールだと、車があったから歩道を走ったんですよという人が続出する」と反論した。
2問目は「雨が降っていたので、自転車傘たて器具を自転車のハンドル部分に取り付けて一般的な傘を開いた状態で固定させて運転した」。これに小宮は「×」、眞鍋は「〇」、淳は「×」と答えた。正解は「×」なのだとか。ただしこれは東京都では違反なのだが、各自治体によって異なるという。
自治体によって違う対応に眞鍋は「何これ！？」、小宮は「地方ではいいんですか！？」と声をあげ、淳も「ケンカ増えますね。歩行者と自転車のケンカが増える」と危惧。眞鍋は「車が違反すると免許を見せればあとで切符が届くが、自転車で（違反しても）『何も（証明するもの）持っていない』という場合は…」と私見。犬塚浩弁護士は「基本的には確認しようがない」と話していた。
